西川美幸の地震研究へのパブリックコメント

「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画の推進について」（中間まとめ）への意見

文部科学省開発研究局地震・防災研究課御中

　先に提出いたしました下記の意見につきましては、正式な資料として、誰でも閲覧可能なＨＰなどに、省略せずに掲載してくださるように要望いたします。多数の人命に関わる重要な事実ですから、できた人の意見をこそ尊重してください。震災後「名を上げた」自衛隊員は誰も、震災前「なゐふる」に入る努力自体をしていませんでした。加入していれば、もっと多くの人が救えたのではないかと思うと、残念です。

・氏名西川　美幸
・性別、年齢（略）
・職業　会社員、博士（理学、東京大学）、前・日本物理学会代議員
・住所　（略）・電話番号（略）
・意見
要旨「月の潮汐力が地震の原因であることは古代人も知っていました。3/11震災については被害が甚大でしたから、国が責任を持って事実関係を明らかにして、現に3/11震災を事前警告できた女性科学者をこそ、公の場で表彰して下さい。できもしなかった、能力に欠けた科学者よりも優先して、有識者としての発言機会を与えて下さい。また、能力ある女性科学者を、傲慢な男性権力者が犯しがちなパワーハラスメントに邪魔されず、自由に幅広い研究をできる、安定した身分や研究費を保障された研究職公務員に積極登用して下さい」

　現状の研究計画を拝見して、天体観測や具体的な宏観異常の例が登場しないことに呆れました。
「かぐや姫」、「千手観音」、「道成寺」（原作やそれから派生した能の「般若の面」）、中央構造線の通る地方で多く生産される「だるま」や「だるま落とし」という言葉、クシナダ姫やスサノオがヤマタノオロチを退治する神話、「百人一首」、「菅原道真」、「崇徳院」、干支の「卯、辰、巳」、童謡の「うさぎうさぎ、何見て跳ねる」、・・・みな、月の潮汐力による地震や津波、竜巻、嵐等を警告していたのだと思います。女性がこれに敏感なことも、生理を「月経」、生まれて初めての場合は「初潮」等ということから明らかです。ギリシャ神話の「アトラス」や、「月桂冠」、インドにルーツを持つ「将棋」の語源にも、月は関係があったのではないでしょうか？仏教やキリスト教、神道、暦学、陰陽道などいずれも、一種の天変地異予知法だった可能性があります。「月のらくだ」、「七夕さらさら、軒端に揺れる」からも、長周期震動で建物の被害が大きいことが容易に推定できます。「鐘巻」や「斎宮制度」、「卑弥呼」、インド神話の女神、「オズの魔法使い」、「えんどう豆の上の姫」なども、古来から知られていた、天変地異の前に警鐘を鳴らす能力に優れた女性の存在を示すのではないでしょうか。

　2011/3/11震災の前日朝、宏観異常レポート掲示板に月の角度異常を報告していたのは、世界で私、西川美幸だけです。当該掲示板には生まれて２度目の投稿で、ペンネームも、昔からメールアドレスに使用していた、実名を略しただけの「nisimiyu」でした。この投稿事実は、面識もない管理人様に証明して頂く（No.5236-5238)ことができました。

　2010/9/5には日本地震学会公式メーリングリスト「なゐふる」にも実名登録して、仙台で危うく津波を免れた「すゑのまつやま」を警告しました。その他、自他のブログやHPなど、公開WEB上だけでも４箇所、合計10件以上に、2010年以後だけ、震災を事前警告していました。3/11震災後に書き換えはしておらず、沢山の証拠、証人が存在します。「なゐふる」は高校生でも無料で加入すれば当時の過去ログをご覧になれます。2011/3/12から約１年半、この公式MLで実用的な予知の助言をしたのも、世界で私だけですから、ちゃんと読んで被害予防に役立てて下さい。税金を使っていながら震災前、「なゐふる」に加入すらしていなかった「超対称性理論、超弦理論など、量子重力の専門家」は明らかに、予知で公共の被害を減らそうとする能力に欠けていた訳ですから、そもそも専門家を自称する資格がなく、速やかに解雇して下さい。「なゐふる」メンバの検索もできますが、これに加入もしていなかったのに震災後に偉そうな発言をした詐欺科学者は多くて有害でした。実際、私は公益通報記録通り、震災の何年も前から、「裁判官ネットワーク」を含む10ヶ所以上に、天動説を吹聴する「超対称性詐欺」を公益通報していました。軽視された結果が震災です。長年のアカデミックハラスメントの被害回復どころか、デマで妹の命まで奪われた私は、刑事裁判に訴えたいほどです。

　「3/11震災を専門家が誰も想定していなかった」というのはマスコミの嘘です。私は重力を含む素粒子の理論が専門でした。2002年には東大で唯一人の、素粒子物理学ティーチングアシスタントをしておりましたから放射線に関しても専門知識があります。日本地震学会は非会員ですが、予知の経緯は2012/9/18に物理学会で発表して、その原稿を無料公開しております。どうぞ、地震予知実績ページはリンク先の隅々までちゃんと読み、教訓として下さい。これらの豊富な西川個人の研究成果は、本人が無給にて、善意で公開したものです。できなかった人達の主張より、はるかに価値があります。震災の前日頃に起き易い月日の角度異常は、私が博士論文で言及していた「重力レンズ」に関係ありますが、この部分は審査委員達に問答無用で削除させられたため、国会図書館では読めません。2004年から電子的に公開しております。2008年から公開していたブログには、リアルタイムに警告していた経緯が詳細に残っています。

　できなかった男性には傲慢にも、できた女性に無理やり罪を着せて、その発言をなきものにする傾向があります。3/11震災を事前に警告できた私について、国が責任を持って調査をして、沢山の証拠に基づいて、事実を明らかにして、公の場で報告して下さい。私の実名を出して表彰することなどによって、公益通報者保護、名誉回復をして頂きたいです。できもしなかった科学者などが、大人しくしているならまだしも、自己保身のために宏観異常がまったく信頼できないかのように言いふらすことは、現にできた私への侮辱であり、科学的事実や人命をおろそかにする罪深い行為です。震災前に磁力が変化することなど、多様な前兆があることは江戸時代から地震予知器が発明されていた程知られており、これを否定するなら科学者ではありません。

　世間では、主観的であまり精度の高くない宏観異常のほうが広まっているようでしたが、週刊誌等の情報は誤りも多いです。私の経験には即物的で判り易いものもあり、2011/2/21や2012年春の嵐の約17日前は、久しぶりに転びましたので、天変地異の前に報告していました。まだ転んでいない今年は日本で大きく揺れていません。不思議と、宏観異常掲示板の常連に、このような直接的で、単純な宏観異常を報告する人は少なかっただけです。震災前、最初から高波を気にしていたのも、私くらいでした。2010/9/12に、「スミチョイさんのページ」にも「nisimiyu」名義で警告コメントをしていた私は、2011/2/27、3/11が、そこで話題にされている宏観異常掲示板への初回、２度目の投稿でした。真相を知れば精度の高さに驚くのではないでしょうか。

　その他、2010年からだけ、ヒッグス探索実験に関わる素粒子実験物理学者のブログ「 ATLAS at Osaka」にも５回以上の震災事前警告コメントを、2011/3/11以前にしており、殆どで、実名を略しただけの、在学時からの筆名やアドレス「 nisimiyu@xmail.plala.or.jp 」を明記していました。
　理論物理を専門としていた私は、地震や竜巻、嵐やそれらの前兆現象を、スピン角運動量の見地からある程度統一的に、説明することもできます。それをデマと決め付けるのは、科学的能力がない人たちです。私は2011年からは、「つるちゃんのプラネタリウム」や暦、気象庁の予測潮位、月日の角度や体感を併せて、大きめの地震を事前警告した実績が多数あります。国家の権威で信賞必罰となるように、真実を公表すれば、今後、沢山の人命を救い得るものと、期待しております。予知できると過信するのは禁物ですが、できないと決め付けて努力を怠るのは科学を放棄する態度で、そのような科学者は直ちに退職すべきです。

　学問の自由は、未熟な学生などについて認められているわけではありません。「３人寄れば文殊の知恵」と言いますが、幼稚園児が１００人集まっても、習いもしていない数学の未解決問題や、コマの運動方程式の一般解を解けないことは、明らかです。能力の差を認めないことは公正ではなく、「女性は科学的能力に劣る」と決め付けることは、事実として誤りなのです。このような誤解が広まるのは、政策提案で申し上げたとおり、男性には、能力と無関係に、小柄な女性を貶めたがる攻撃本能が強いからなのです。このことは、粗暴犯に男性が多いことや、多くの経験からも明らかです。攻撃本能のために、私には興味を持てないスポーツ観戦などに時間を費やして敵の不幸を喜び、人命を救う努力すら怠った無能な人の意見を尊重したら、国は滅びます。

　長文になりましたが最後に、希望の持てるような話をさせて頂きます。私は震災前、何の利害関係もない豊田亨死刑囚の弁護をしていました。2009年からは卵乳菜食の実験もしています。ブログで「闘争本能がなかったら現代の“おダンス”できる様な社会は存在しない」等と言われた時は言い返せず悔しい思いをしましたが、実は国家的被害をもたらした震災を軽減できたかもしれないのは、これらの平和的行動だったのです。実際、卵乳菜食をした結果、焼肉の鉄分などの影響を受けずに月経周期が安定して、嵐や地震の前、潮汐依存の苛々感を感じるようになったようです。元々刺身は苦手でしたが、震災前は、魚市場に近づくことすら避けたい、本能的な危機感がありました。DHAやEPAの効能を聞いたのは1990年頃だったように思いますが、私には魚の頭は、本能的に苦手な物でした。お医者さんの書いた本によると、「脳に多く存在するのは確かだが、実はまだ機能がよく判っていない」とのことです。逆に東京農工大学の技官で、築地魚市場の移転問題に関わり毒物汚染調査をさせられて自分で魚も食べていた妹は、2009年から心身がおかしくなっていました。肉や魚を食べない実験をしてみた私は、最初は不安でしたが、植物性蛋白食品があるので特に不便も感じず、生物濃縮の心配も少なくて、幸い今も健康を保てています。「裁判官ネットワーク」への投稿も、「皆様のメール」2007年12月1日付、上から２番目に公開されていますから、当時から私が超対称性詐欺を批判していた、明らかな証拠となりました。以上の経験から、残酷なことはできるだけ避けるのが、自然の法則に合った人類の繁栄する道なのでは、と思います。

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