<<湯川秀樹と朝永振一郎〜ノーベル賞物理学者(の伝記)批判〜>>
(LastUpdated 2013/7/15) by μ(Miyuki Nishikawa, Ph.D.)

・私には、それほど知名度の無い(記念館の名前に残ってもいない)朝永振一郎博士の方が相性が良いようです。 中学生の頃読んだ「光子の裁判」が、量子力学への興味のきっかけでした。

・湯川秀樹博士は地震予知できなかった。彼の予測した「中間子」はその後間もなく見つかったミューオンではなかった。
 彼の提唱した「弦理論」は実験により否定されたが、長年多くの若者を惑わせた。人為的修正をすることにより 「超弦理論」として名前だけは知られ、多額の研究費を得てきた。ノーベル賞の権威は、能力以外による不当な科学者の 待遇差別(同程度の成績の学生なのに、超弦/超対称性理論なら実験・理論的裏付けが無くても年収10倍、反対すれば採用もされない)が生じる元凶となった。
 私のように、研究職に採用されなかったため、能力に見合った発言の機会や、学問を自由に続ける地位を 奪われる女性科学者が出た。自殺者や死刑囚まで出ていたアカハラを実名で訴えた、2002年の学生時代から公開していた私設HPは、 (深い事情があったことに気づいても、厄介事を避けたかったのか)勤務先の上司に、業務と関係ないのに削除を指示され、闇に葬られた。結果として優秀な科学者の実力が公正に認められず、私の(実は震災原因の重力とも関わっていた)論文は存在自体、 亡きものにされ、公益通報も軽視され、震災被害が増えた。 2005年時点で2千万円の損害を受けていたため、趣味で研究設備を整える余裕もなく、研究職ではないため科研費に応募する ことも許されず、ハンディがありました。記憶の限り事実である、経験したことは、永久に変わりません。

・「能力を低く見られ、大学進学は諦めさせて専門学校へでもやろうかと考えられていた時期もあった」
→学校の先生や、怠けがちな中高生には、快く都合の良い言葉かもしれません。しかし現実には、私の場合、 小学生で初めて受けた「日能研」の無料テストで2位だったり、中高時代も、全国テストを受けた時は殆どの確率で、 成績優秀者欄に載っていました。研究室の同学年では唯一人の日本数学オリンピック予選合格者でもありましたが、 社会では学業に励むことが悪事であるかのように、「学歴差別」などという言葉がまかり通っています。 日本の場合、やる気と能力さえあれば、いくらでも奨学金のチャンスは(貸与なら)あります。 努力不足を棚に上げて、自己正当化するために善意の他人に罪を着せる喫煙者のような言い訳は、見苦しいです。 私の場合は小柄なのになぜか、幼少時から成績優秀で、適性があると思ったから進学したのですが、優秀でも金額的に損だから/ すぐ就職した方が能力を活かせそうだから、進学しないという選択肢はありえます。どちらを選ぶかは本人の価値観で、 他人を貶める理由にはなりません。

 しかし博士号は、外国の国会図書館にも収められている様な、国際的に認められた栄誉称号で、東京大学には国家的な権威もあります。 (実際、歴史的には、東京大学の学長だけは、他の大学よりも年俸が高く、公然と序列化されていたのです。違法な悪い事でもありません) 私の学位や、専門だった理論物理の研究遂行能力に対する正当な根拠ない侮辱は、私より年上の人によるものであろうと、 名誉毀損罪になりえます。大学紛争で入学試験の無かった頃に入学した教官は、そもそも東大出身ではなく、 私の論文を数年間無視しました。 東大の物理学科では78人中5人ほどしかいなかった女性の私が大学院で経験したのは、教授による恣意的な差別でした。 自分より高学歴な女性に対する一部の男性の嫉妬心や攻撃本能は、震災後にも思い知らされました。 自分達の怠慢や傲慢さが震災被害を増やすほうに加担しておきながら、何度も事前警告できた私に、無理やり罪を着せたのです。 彼らはその行為(今後の地震予知に直ちに役立つ月の異常を報告した私の言論の自由を学会等で奪うこと)によって、 震災被害を更に増やしたことをお忘れなく。事実は永久に消えません。私は彼らの悪意のために、妹の命まで奪われ、 今も業務に集中できない程の精神的苦痛を受けています。「大学の研究なんて遊びだろう、会社で仕事していたほうがずっと偉い」と 決め付けて私を侮辱した人達、震災被害の拡大に加担した人達の言葉を、何度も悔しく思い出します。 ただ、その場合も何かしら別の建設的なアイデアを考えてしまい、生かすチャンスが無くて困ることが多いです。 私は彼らを2度と心から尊敬などできないでしょう。 震災前日の朝に月の異常を現に報告したのはその掲示板では私だけで、その発言を奪うことは、文字通り、多くの人にとって命取りでした。 善意の他人をコンプレックスにより侮辱・妨害する人(特に、男性の傲慢な攻撃本能)は、社会にとって有害でしかないことを理解してください。

・朝永振一郎について、中学までは1学年上であったが、後に湯川が飛び級のため追いついた
→私の場合、既に入学していた東京大学大学院理学系研究科、物理学専攻の、専門分野を変えるためだけに、 翌年度試験を受け直さなければなりませんでした。試験前に柳田勉教授には「定員は有って無いようなものだ」 と言われていましたが、真意は不明です。スピンを含む試験問題の一部は、物性研の先生が 「試験に出るかも」と「現代物理学講義」で前ばらししていました。しかし、現実の棒磁石を説明することもできない、 ありえないスピンのモデルでした。他にも、条件が足りないので解が定まらない(well_definedでない)ラプラス問題等をを解かされました。 卒業アルバムの写真撮影会は、悲しい顔を撮る気にはなれず、母に費用を負担させたくなかったので欠席しました。 その後、須藤靖助教授には「醜いですね。神様はどうしてこのように醜い人をお作りになったのでしょう? まあ男でも、醜い人はいますけど」 と言われました。

 受け直した結果、分野変更はできましたが、当初指導教官は未定でした。1999年の3月末、故・和達三樹専攻長や 江口徹教授(超対称性研究代表者)には、同じ物理学専攻の修士1年で必要な単位は全て優で取得済みだったのに、 いちど退学させられました。物理学専攻の女性事務員に、同じ(1学年130人程度の)専攻内で分野を変えるだけなのに、 退学しなければならないのか尋ねると、(私が何か悪いことをしたかのように)「他にも来たかった人がいるのに」とか、 「このようなことは、学生には非公開の内規で決まっている」等と言われました。 江口教授には当時、「試験には筆記でなく、面接で落ちたんだ。協調性が無いからだ。誰が採るか」と言われました。 理論物理なら特に実験設備も要りません。中学生のときから勝手に一人で研究してきたのに、偉そうに邪魔だけされました。 理学系事務に入学金を2度払わなければならないか聞くと、 学生掛の初老の事務専門員には、人の少ないところで「白痴」、「元は悪くないのに考えていることが顔に出る」 などと言われました。荒船次郎(宇宙線研究所)教授や藤川和男教授にも相談しましたが、 「自分は定年近いから学生は取れない」などの消極的な回答でした。

 結局、博士課程でまともに教わったことはあまり有りません。1999年の春に、柳田教授は当初、 「(返済義務のある)奨学金で、つくば(KEK)に行け。」等というので、困惑しました。ちょうどその頃、 父が緑内障の手術をするため入院することになり、余計に暗い顔をしていたのです。松尾泰助教授の超弦理論セミナー等に 出ていた、江口教授が指導教官だった横田さんが自殺したと聞いたのは、 その夏の、「素粒子・原子核・高エネルギー三者若手夏の学校」や京都での研究会の後でした。 修士課程では旅費補助も無く、「青春18切符」で行きました。葬儀会場は西新宿で、父が入院中の 東京医大病院のすぐ近くだったので驚きましたが、お通夜の後にお見舞いに寄らなかったことは後悔していません。
 なお、恒例で富士にて行なわれる「Summer Institute」は、坂東昌子先生(湯川秀樹先生の弟子、超対称性研究者、元・日本物理学会副会長)の「理系の女の生き方ガイド」でも推奨されていましたが、「やる気のある人だけ参加可能」という触れ込みで、2000年3月に提出した論文を柳田指導教授達に無視されていた私は、参加不可でした。年収240-600万円の研究員にも、何度も応募しましたが、全て推薦書が必要で、指導教授の主要業績(超対称性)を2001年からamazon.comの書評で公然と批判していた私は、書類選考で不採用でした。 この研究会で「茶坊主」等をしていたと自らのHPに記載していた人は、江口研究室に学士入学をしていたのです (私の1度目の修士1年時には、先輩ですが同学年でした)が、誰とでも親しく話せる性質で、学位取得直後に某大学、 数理系の助手に採用されました。しかし、地震予知という多くの人命を救う研究に役立つ意思や能力は無かったようで、残念です。 現実の物理と乖離しており、私にもできると思うが価値を見出せないからやらないだけの分野でした。

 私は微積分や三角関数なら小学生の頃「数学バイパスシリーズ」を一人で読んで学び、中学の自由研究では、誰も助言も受けずに 微分方程式入りで量子力学について50ページにまとめており、高2の文化祭では、日系サイエンス等を参照して、 3Dアニメーションを含むCG「Fractalic Fantasy」を一人で作成して上映した経験もあり、自分の能力や適性には自信がありました。 最初から物理に進学しましたが、研究職にはどこにも採用されませんでした。人生の貴重な時期を、詐欺教授等の悪意により奪われました。 「超対称性」「超弦理論」の研究をした学生達は飛び級したり、研究員に採用されて海外留学することも多かったです。 しかし繰り返しますが、超対称性粒子などこれまでひとつも発見されておらず、彼らの理論は小学生でも習う明らかな科学的誤り「天動説」 だと思います。気象庁より天気や地震の的中率が良かったμ理論では、「遠心力アタック」こそが、地震の元凶なのですから、 誤った理論を吹聴することは、間接的に震災で多くの人を殺したことになります。2008年時点の公益通報では、「組織的詐欺犯罪」 と呼んでいましたが、今となっては、「国家転覆罪」とも見なしうる重罪だったと思います。何も知らなくて当然の幼稚園児達に、 園長先生が「ライターは点けてもすぐ火が消えるんだよ」と言い含め、少し火遊びさせてから、沢山の燃料やライターを目の前に置いて、 「しばらく楽しく遊んでいてね」と言い残して出て行き、帰ってきたら園児達が皆焼け死んでいても 自分の責任ではないと平然としているようなことが、許される訳はありません。豊田亨死刑囚を弁護した私には、 彼らの方がよほど悪質で、意味ありげな専門用語の隠れ蓑を使って税金を食い荒らし、重罪だと思われます。 震災被害予防のためにも、決して彼らの責任追及を怠ってはなりません。

 彼らは概ね、世間的に、いわゆる、「コミュニケーション能力が高くて有能と思われている」人達が多いようでしたが、 事後に証拠に基づいて調べた結果は意外でした。 皆、税金で雇われながら、3/11震災前に地震学会の無料ML「なゐふる」に参加する先見の明も、科学的能力や被災者への思いやりも なかったのです。 逆に傲慢にも、他人の研究を妨害して、震災被害を増やした可能性すらあります。他にも、このような人達は大勢います。
 2度と、科学的根拠も無い上辺だけの詐欺理論に対して賞など与えないようにお願い申し上げます。反対する私は学問の自由を奪われ、 震災後は詐欺学者によって妹の命まで奪われました。多額の研究費を使う加速器建設の口実とするためには仮想粒子まで 創り上げる、組織的な詐欺犯罪に加担したと思われる彼らは謝罪もせず、平然と研究者を名乗っています。真に価値ある地震予知に 貢献できたのは、私の他少数です。WEB上に公開された証拠(過去ログ)も多数あります。古典物理すらろくに理解していない (いるなら金のため故意に嘘をついている)似非科学者が、物理学会を牛耳っているのです。

・湯川秀樹は野球好きだった
→私は大学では、講義外でも物理学研究会と自然科学研究会を掛け持ちしたり(これは東大の同学年、約千五百人の中で私だけ)、 土曜日も大学1年から全学自由ゼミナールで田無の原子核研究所に通うなどして、学業において努力を重ねていました。 慶応大学医学部にも合格していましたが、理科T類に進学した以上はそれなりの成果を出さなければ、そのためには得意科目を 究めることが大事、と思い、通常のアルバイトもせず、自動車学校にも通わず学業に専念したのです。 野球や相撲などのスポーツ観戦やチャンバラは嫌いで、殆ど見たことがありません。理由はどうあれ、わざわざ他人の失敗を 喜ぶ喧嘩などをNHKで放送することは国民全体の利益に反し、前近代的、女性差別的だと思います。 将棋についても、高額の賞金王よりずっと、実質的な価値ある仕事をできました。経済にも人命にも大いに関わる地震や津波を 3/11震災前、WEB上の多数箇所に公然と警告できた人は、他に少なかったと思います。 とくに、2011/2/27-3/11に月の異常または高潮について宏観異常レポート掲示板に報告したのは、世界で私だけでした。 「なゐふる」で震災の半年前から「すゑのまつやま」を警告していたのも、私だけでした。

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