Subject: Re: 荷物の整理
From: 西川 美幸
Reply-To: nisikawa@hep-th.phys.s.u-tokyo.ac.jp
Date: Wed, 29 Sep 2004 22:24:01 +0900
To: Tsutomu
Cc: Izumi Tsutsui , otsuka@phys.s.u-tokyo.ac.jp, fujikawa@phys.cst.nihon-u.ac.jp, hatsuda@phys.s.u-tokyo.ac.jp, sachio@icepp.s.u-tokyo.ac.jp, tsubono@phys.s.u-tokyo.ac.jp, eguchi@hep-th.phys.s.u-tokyo.ac.jp, matsuo@phys.s.u-tokyo.ac.jp, wadati@phys.s.u-tokyo.ac.jp, takahasi@kurims.kyoto-u.ac.jp, izawa@hep-th.phys.s.u-tokyo.ac.jp, kawano@hep-th.phys.s.u-tokyo.ac.jp, "kyomu" , mosimosi@naah.jp, voice@mext.go.jp, uchida@phys.s.u-tokyo.ac.jp
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Wed, 29 Sep 2004 21:52:39 +0900
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Content-Transfer-Encoding: 7bit
X-Mailer: TuruKame 3.06 (WinNT,500)
Organization: 東京大学理学系研究科 主任預かり坪野研(元柳田研)
In-Reply-To: <200409290640.AA00926@yanagida.hep-th.phys.s.u-tokyo.ac.jp>
References: <200409290640.AA00926@yanagida.hep-th.phys.s.u-tokyo.ac.jp>
Message-Id: <88C4A627956C93nisikawa@hep-th.phys.s.u-tokyo.ac.jp>

柳田先生、
(後ろのほうにサロン係、計算機係等の方々に対する連絡事項があります)

 私は、学内で私の問題解決のために設けられたアカハラ調査委員会
(小林昭子先生、法学部の内田先生、物理学科の内田先生)のうち、
物理学科の内田慎一先生と8月7日に1対1でお話しました。
そのとき主な内容は1998年からの複雑な経緯について、
内田先生のご質問に私が答えたものですが、内田先生からは

「工学系では、不本意な指導教官になっても結局は話し合いで、
希望通りのところに移れるのが普通だ。西川さんの場合は
同専攻を2回受けなおしたから制度上退学するしかなかったの
ではないか」、

テスト問題の誤りの一部(静電遮蔽)については、
「確かに不適切だが、試験時間中に誰も指摘しなかったから問題ない
のではないか」、

別の不適切問題(外部ディリクレ問題の解の一意性)については
「物理学の教授である自分も気づかなかったくらいなのだから問題ない
のではないか」

と伺いました。以上いずれも物理学専攻にとって都合の良い 言い分に偏っていると思います。特に、

「理学系委員会と物理学専攻の委員会が終わるまで合格は決まらず、
3分の2以上の賛成が必要で、ホームページを継続していると
反対する先生がいるかもしれないから削除したほうが良いのではないか?」

と、私には不本意な「アドバイス」をいただきました。

 ですから、9月27日に坪野先生から伺うまで学位取得できるかどうか
わからない状態でした。論文も私だけ、6分の1に削除されたままで、
相変わらず審査委員はノーコメントなので、全く解決になっておりません。
そのうえ、上記不適切問題や、柳田先生のシーソー機構を仮定せずに
2乗可積分性からニュートリノの小質量を説明しえる部分に関する
補遺も、「削除したほうが本文がすっきりする」という理由だけで
すべて柳田先生や審査委員の意向で削除させられたため、32ページと
いう信じられないくらい短い博士論文を、2万円近く払って2冊も
図書館に永久保存される形で本製本するように強制され、深く傷つきました。
(製本屋さんにも、「短くてこのままでは綴じられないから、詰め物をした」
と言われたほど非常識な短さです。)

 私のために設けられたはずのアカハラ調査委員会のご意見も、実態はほとんど
アカハラの問題を隠蔽し、私に、大学にとって都合の悪いホームページの
削除を要求する
(でなければ博士号取得が危ないという、脅迫ともとれる言い方で)
というものでした。いつになったら調査結果レポートが公開されるのかも
わからずじまいです。結局、私にとって最も重要な、アカハラで受けた
損害(1000万円相当:注1)を取り戻して被害を償う前例を作り、あるいは
今後、研究職に就職するための具体的なアドバイス(裁判の仕方など)を
「親身になって、公正な立場で」してくださる先生というのは、学内には
いないようです。これは、02年度に私が男女共同参画公聴会で申し上げた
予想どおりの実態です。

 そのため、8月以後は特に今まででも珍しいほど辛くて、10日ごろから
自宅では、涙で書類も読めないような状態が続きました。
中学生のときから研究職志望で、8月まで企業にエントリーしたことや
公務員試験等を受けたことはなかったのですが、この異常な事態で、
「素粒子論委員会」にも不当に入会拒否され研究職就職の見込みが絶望的に
なりましたので、8月から就職活動を始めました。
(本来ならば、故意に嘘をつくような悪質な「税金泥棒」科学者こそ、国民に
よって解雇されるべきです。私は今後も堂々とそれを主張するつもりです。)

 秋採用ももう終盤で、主な企業はすでに締め切られておりますが、私の予定
ではこれから10月まで、説明会や試験が目白押しです。昨日、今日も説明会に
行き、30日、10月4日、5日などにも試験の予定があり、他にも応募書類を
多数作成する予定なので、あまり荷物片付けの暇が取れそうにありません。

 労働基準法でも「解雇の1ヶ月前には、予告しなければならない」そうです
が、私は10月から失業者となり、来年の所属も未定の状態です。
9月27日まで合格できるかどうかもわからず、20日ごろ成績証明書等の
交付願いを提出しましたが、30日まで交付できないそうです。書類が
そろわないと、受験できない企業もあり困っております。荷物整理というのは
あまり本質的な問題ではなく、10月からすぐこの机を使う予定もないのでは
ないのでしょうか?あと2週間くらいは猶予をいただきたいと思います。

(そういえば、私にとって他の関係者と比べれば信頼できる小林先生は
 「この調査委員会は今後もずっと続く」とおっしゃっていましたが、
 どういう意味でしょうか?私は10月以後、学生証の期限切れで
 学外者となりますが、調査には参加する必要があるようにも思います。)

 なお、多忙のため10月10日ごろまで、日中はあまり登校できない
可能性があります。整理も、人の少ない休日のほうが良いと思いますので、
そのころまでカードキーの返却はお待ちいただきたいと思います。
(もし10日までに完了しなかった場合)それ以後は、勝手に廃棄したり
しなければ、誰かが無断で荷物の場所を移動などする分には、構いません。
参考までに、同じ部屋のY*君は、休学扱いで授業料は払っていないそう
ですが、長期間登校し、研究室の机を使用して司法試験の勉強をしています。
可能なら冬学期に就職に役立つ工学系の実験科目を履修した方が良いかとも
思うのですが、科目履修生等の入学手続き締め切りは私の合格決定前に
過ぎていて、申し込むことは不可能でした。坪野先生には、
「受け入れ教官がいないのでは?」と言われました。

 メールアドレスにつきましては、慣例どおり1年くらいは削除せず、
nisimiyu@xmail.plala.or.jp
に転送していただければと思います(現在既にそう設定されています)。
UNIXのアカウントも、10日ごろまでは消さないでいただきたいです。
物理学科卒業時には、2月ごろ、あまり予告なしに苦労して作成した
プログラムがアカウントもろとも消されてしまい、困りました。

 また、物理学会などの郵便物は、どのように変更届けすれば良いか
わからないが重要なものもありますので、
〒183−****
東京都府中市***********
西川美幸
宛、間違いなく転送してくださるようお願いします
(暇があればシールを作ります)。
とくに、就職のため10日ごろまではプリンターを使わせていただきたい
と思います(自宅にありません)。

 何か問題がありましたら速やかにご連絡ください。以上のような適切な
引継ぎがもし許されなければ、度を越した人権侵害のように思います。

(注1:下記は被害内容の一部です)
退学や在学延長、故意に嘘の研究に税金を使う(元同級生や後輩なのに
440万円の収入差に加え、私だけは現在も無職、就職に不利な学歴)、
海外渡航費補助などの差別、柳田先生の指導義務放棄

(当初、私は指導教官である柳田先生に
 「院試の成績が悪かったから、自分のセミナーには出ないように」、
 00年5月には、すでに2月に現在の博士論文と本質的に同じ内容の  論文を提出していたのにそれは故意に無視して
 「院試の成績が悪かったから、学振の推薦順位は最下位にしておく」
 などとと言われていました。院試の面接で私が出題ミスを指摘し、
 江口徹先生がお認めになったその院試について、制裁のように
 言われたのです。)

や現在も続く推薦書作成拒否
(03年度末に意見書作成は約束していただきましたが、柳田先生は、
 ポスドクの募集要項に反してまで、意見書を直接郵送すると主張
 しています。これがないと、柳田先生の苦手分野で
 (「自分にはよくわからないから他の先生に聞くように」とおっしゃった)、
 むしろ私の専門に近い数理物理に関する産総研のPDにも応募できません。)

>本日の午前中に坪野専攻主任から指示があったと
>聞いていますが、西川さんは9月30日に卒業し、
>10月1日からは本学に在籍しません。ですから、
>西川さんは、その日から我々の研究室を使用できません。
>
>10月1日までに私有物を整理して素粒子論研究室
>から移動してください。どうしても時間がない場合
>には10月4日(月)の17:00まで待てます。
>移動の際には部屋のカギ等を返却してください。
>
>また、4日まで荷物の整理が出来ない場合には、物理専攻
>のほうで荷物を一時保管する用意があるそうです。
>
>素粒子論研究室
>柳田
>

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東京大学理学系物理 主任預かり坪野研  西川 美幸 
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