<<物理を愛するμのページ(復刻版)>>
(3人くらいいる同姓同名さん,勝手なことしてごめんなさい!)
(c) 西川美幸、博士(理学、東京大学)(Miyuki Nishikawa, Ph.D.)、元・日本物理学会代議員

(LastUpdated 2018/2/19、リンク歓迎、裁判資料を大幅更新済み) 新らしめのブログはこちらEnglish(Old, 2004)

震災や原発事故を事前に注意喚起できた者による政策提案!(2014/2/6更新)
・・・後出しで都合の良いことを言うのではなく、現に身を削って警告できた人の言うことこそ、優先して聞いてくださいよ。
!千ページを超す客観的証拠の一部 証拠説明書 ・・・(2015/5/9) 裁判関係資料を大幅更新。準備書面も掲載済み。ファイル容量について勘違いしておりましたが1GBあるため、無効リンクをほぼ解消できました。fc2.comさん有難うございます。
なゐふる投稿記録(2014/11/11のまま) ・・・2010/9/5の自己紹介以後3/11震災まで、津波に言及する投稿をした人は他にいませんでした。
地震予知体質について (2014/12/07少し修正) ・・・特殊事情があったのかもしれません。情報提供を歓迎。
私の地震予知実績 (2013/10/10) ・・・大地震のみ?3/11震災の約1年前から、公開WEBだけでも十箇所以上に、事前に地震や洪水、原発事故を警告していました。他の日に来ないとは言い切れないのが辛いところですが、1/3から1/2当たる危険日を知らせるだけでも、ないよりましでは。 (2012/12/07の宮城沖M7.3震度5は、理論通り下弦の月が地球に近づいて来る日の干潮時でした。)

!あまり書き換えていませんが人生の好伴侶を募集中(2013/6/23更新)
・・・紹介も歓迎。とにかく頭の良い科学者かお医者さんが好きです。テレビは見ませんが水上颯さん素敵ですね。 私自身は、母の入院していた中学の頃や受験前などは身なりに構う余裕がありませんでした。 友人も少なくて年賀状の返信は数年間サボったことがあります、下さった方有難うございました。 2015年2月14日近況:天井の棚に勝手に住み着いたネズミが、やけに元気に長押の上などを走り回っていますが私は今も婚活中です。

優秀なお医者さんか科学者を求めて婚活中です。 連絡先:nisimiyu@xmail.plala.or.jp
 私は2011/3/11の東日本大震災に関連して
1.2009年には原発事故についてブログで警告、
2.2010/9/5、日本地震学会無料公式メーリングリスト「なゐふる」入会時に、実名で、仙台の危うく津波を免れた地名「すゑのまつやま」に言及、(しかし自衛隊員は誰一人加入していませんでした。)
3.2010/9/30には、社内正式業務活動にて、逆流やチェルノブイリ現状、月と地震予知を含む発表原稿を部門内に公開、
4.特に2011/3/10朝には、宏観異常レポート掲示板への生まれて2度目の投稿で月の角度異常を報告
5.2011/3/12から1年半、「なゐふる」で専門家多数に助言
をしておりました。2.〜5.はいずれも、世界で私だけだと思います。他にも7回以上、震災を自他のブログなどで公然と事前警告した沢山の証拠が http://nisimiyu.web.fc2.com/quake/yochijisseki.htm からリンクされています。
 ちなみに祖父は醤油を沢山飲んで徴兵拒否したそうです。

東大でのアカハラや、超対称性詐欺について公益通報した記録(2014/02/09更新) ・・・現在、未だ公益通報者保護のための誠実な返信をして頂けていません。裁判中(平成26年(ハ)2129号事件)です。 超対称性詐欺学者達は、慣性の法則や遠心力の存在を否定するかのような「現代の天動説」によって震災被害を増やしたと思います。 私は超対称性研究者ばかりが採用されたために、博士号取得後も中学生から志していた公務員研究職に就けず、就職していたら稼げたはずの2千万円を失いました。 権力によって自由に学問を続ける地位を奪われた小柄な女性であるために、IQ199と言われたことがあり中学時代から全国模試などを受ければ成績優秀者欄に載ることが多かった私の主張は子ども扱いや嘲笑で返され、震災警告も軽視され、妹の命まで間接的に奪われました。 このような詐欺理論に人生を台無しにされた被害者が、今も加害理論に税金を貢がされているのです。

μ理論 (2013/06/29更新) ・・・オカルトっぽい話題に独自理論でチャレンジ?

!昨年秋の物理学会の予稿(pdf1頁)(2012/11/11誤字修正版)、パワーポイント(宏観異常編理論編、各約30頁、htm 化してあります)
・・・「消された公益通報〜超対称性詐欺アカハラ被害者の私は3億円の価値ある地震予知をできた〜」について今も 「μ理論」掲示板で議論されています。お気軽にご参加下さい。

震災や原発事故を事前に注意喚起できた者による、素粒子の話!(2013/7/15更新)

日本物理学会会長に、西川美幸を選んでください!(2014/01/26更新->5/21微修正のみ)

!私の科学技術政策に関する主張(2004年当時)
公言する人は少ないですが、素粒子論や宇宙論では現実と乖離した研究が税金を使って組織的に行われています。詐欺のような実証されていない理論のために被害にあい、科学者への夢を奪われる学生も多いです。アカハラ、偏った論文誌、研究費配分や雇用における差別さらに現職者は無条件で定年延長が決まったのに対し新規採用者のみに適用される任期制といった組織的な権力の濫用のために、若者の学問の自由が脅かされています。
 私の所属していた素粒子論分野では、過去十数年のうちに中途退学者や留年者数名ばかりか、欝病患者、自殺者や死刑囚も輩出していて、深刻な問題があるように思います。当ホームページは個人的経験に偏った内容ではありますがマイナス面も含めて事実をお伝えする責任を感じて書いております。
 若者が科学技術に対して夢を持てるためには、当然現職の科学者が誠実に科学的事実を伝え、業績に対して正当な評価がなされなければなりません。(たとえば指導教授に対立する私の提出論文は4年くらい無視され、研究職就職のための推薦書作成も拒否されました。) ぜひ、若者に待遇面で教授による恣意的な差別(年収20倍以上の差)がなされないよう、研究資金の公平な配分を望みます。科学技術の健全な発展を心より願っております。

!私の理論物理学に関する主張 専門の素粒子物理学、場の量子論は、興味を持つ人が多くても学ぶのに時間がかかる分野です。博士論文原稿として東京大学に提出したプレプリント(邦題:標準理論の必然性−ヒッグス粒子を仮定しない電弱統一および量子重力理論の導出−)では、流行にとらわれず独自にテーマを決めて議論を展開しました。しかしこれは問答無用で6分の1に削除させられたため、現在も率直なご感想や関連する論文、議論を求めています。科学的事実を明らかにするためには、計算ミスが判明して恥を晒すことも厭いません。久しく、この世界から離れており、自分で見直す暇もないので、ご遠慮なくどうぞ。物理学科卒業程度以上の知識を持つ方との建設的な議論は、感謝を込めて掲載するかもしれません。

主張1 超対称性理論は、回転座標系を慣性系と混同した天動説に過ぎない。
ニュートンの第一法則と矛盾する、高校生でもわかるような誤りだ。

主張2 ファインマンは標準理論のできる前、「ベータ崩壊では電気的に中性のニュートリノが消えて電荷を持つ電子が急に飛び出してくるのだから、弱い力と電磁気力には関係があるだろう」と言って電弱統一の必然性を予言した。しかし強い力について、強い電荷(カラー)は閉じ込めのため常に中性の状態でしか観測されないのだから、強い力と電弱力は無関係と考えるのが自然だ。まして高エネルギーで3つの結合定数が一致するなどと考える必然性はない。歴史的には、大統一理論が実験と矛盾したから超対称性を仮定せねばならなくなった。わかりやすい口実を与えて大型加速器実験を推進するためのこじつけであろう。

主張3 標準理論におけるヒッグス場は、電子の比電荷と同等な意味にすぎない。もちろん現在のところ実験的にその時間・空間的変化は認められていない物理定数であり、ただひとつの電子に対しても定義される。 比電荷の運動方程式を考えて、それが自分の作るポテンシャルの中を転がることによって変化したり、真空の相転移つまりインフレーションを引き起こすと考えるのはナンセンスではなかろうか?物性における真空はもちろん素粒子のそれと異なり多数の粒子からなる物質の基底状態であり、比熱や温度は多数の粒子がなければそもそも定義できないのだから。

主張4 ニュートリノの質量が小さい理由は、ラグランジアンの質量項が発散しないという無矛盾条件から説明できる。ニュートリノは、指数関数的に減衰する湯川型の、弱い相互作用の弱超電荷しかもたない。従って、(ν−反ν)2体系について、遠距離極限での固有関数を計算すると定数項がある。これは、2乗可積分でない。期せずして、指導教官の主要業績「シーソー機構」を仮定しない説明となってしまいました。

主張5 標準理論で達成されている電磁気力と弱い力の統一は、学部程度の基礎知識で理論の無矛盾性から必然的に示せる。主張4と類似の漸近展開により、短距離力の電荷を持つ素粒子は長距離力の電荷を併せ持たなければならないことが判る。これは計算の結果他の解がないためであり、超弦理論のような希望的観測の入る余地はない。

1/6に削除される前のD論概要 04年春の学会講演1原稿
通常の棒磁石を決して説明することのできないモデルを1997年1998年の大学院入試で解かされたことへの 問題提起

!私の大学批判

批判1:大学に学問の自由など、はじめからない。
 流行の超対称性理論は、「超伝導」「超流動」とは無関係で、「ストップ」「フォティーノ」など、奇怪な名前のついた新素粒子を多数予言する理論です。しかしこれらはひとつも発見されていません。
 また、超弦理論は、超対称性を仮定した理論です。「ブレーン」「タキオン」など未検証の専門用語を多用する反面、実在素粒子の名前は出てきません。現実を簡略化しているモデルは「トイ・モデル」と呼ばれます。この理論が1980年代に提唱されたそもそもの動機は時空が平坦なことの説明ですが、一般相対論を平坦な時空で導くワインバーグの結果は40年も前なのです。モノポールというのはそもそも大統一を仮定しない標準理論には存在しません。
 しかし100人程度の理論物理学者(含、日本物理学会元会長、副会長、基礎物理学研究所長)が、税金を使ってこのように信頼できない理論を研究してきました。
 いっぽう、入学前からこの理論に批判的だった私は、希望分野で論文を書くことを許されず、「超対称性理論」研究代表者の面前で「白痴」と言われていちど退学させられました。1998-2004年にかけて論文を無視されるなどのアカデミックハラスメントを受け、現在も研究職には就けていません。

批判2:大学紛争が学問の健全な発展を妨げた。
 これは一般論ではありません。私の生まれる前の話ですから推測になってしまいます。ですが、当時の資料を読むと、1969年頃東大では学生が安田講堂に立て篭もって暴力による死者も発生、入試や講義が行われなかったそうです。
 どういうわけか、指導教官を含めてこの世代には、超対称性理論、インフレーション宇宙論など信頼できない研究をしている先生方が多い。「大学紛争の中、細々と研究を続けていた」と書いてあった(流体物理などの)昔(概ね1943年以前生まれ)の先生方の研究内容のほうが、信頼できます。
 しかし私も、元々歴史や政治に興味はなくてできれば関わりたくないのに、酷い差別を受けたので調べざるを得なくなりました。大学院生の貧乏が原因だったなんて、驚きです。昔からだったんですね。単に、成績優秀な人が最先端の研究をする大学だろうと憧れて入ったので、実情は全く知りませんでした。

批判3:大学でアカデミックハラスメントを受けてネット難民となった。
 私は修士課程で、初めから日本育英会第一種奨学金に採用されていました。募集要項には、「公的研究機関の指定免除職に就けば返還不要」とありました。修士課程在学中から3回、非常勤国家公務員教務補助職(TA)に採用されました。素粒子の研究職が対象ではないでしょうから、公務員試験は受けたことがありません。「研究者への適性を見る」触れ込みの日本数学オリンピックに予選合格し、東大の進振りでも上位1割の成績でしたから、研究職には自然に就けるだろうと、見習いのつもりで進学したのです。決して、「就職できなかったから仕方なく進学した」のではありません。
 「超対称性理論」の研究をした学生は、在学中から年収240万円の研究員に多数採用されました。しかし私の22-28歳までの平均年収は、学費未満の15万円。KEKや理化学研究所等の研究員応募には指導教官の推薦書が必須なため、研究職に就けず、現在も被害を受け続けています。長年論文を無視されたので「素粒子論グループ」には入れず、選挙権もありませんでした。一生素粒子をするつもりもありませんでしたが、ノーベル賞もあったのに、まさか研究職に就けないとは。7年間生活保護以下の収入でしたが、奨学金は返済中です。
 元々難民とは、政治的混乱や迫害を避けて故国や居住地外に出た人を指すのです。「ネットカフェ難民」が話題なようですが、私はネットでしか発言を許されなかった難民です。英語ページで、留学してワインバーグに会ったと書いたのは、エイプリルフールです。私も国際会議に招待されたことはありますが、旅費申請が通らず、一度も海外には行かせてもらえませんでした。指導教官は海外出張のため、半年いませんでした。しかしそれまでも博士課程で指導は殆ど受けていません。博士論文は審査延長となり、就職も1年延びました。新聞には逆に「海外留学に女子学生を連れて行くのがセクハラにあたる」と書いてあり、ショックでした。多額の税金を使って海外に行けば、実証されないような論文でも箔がつき、業績となるようです。

 物理的事実を追求し、それをわかりやすく伝える科学者になりたい。私が批判するのは、税金を使ってとうてい物理的事実と思えない必然性のない事柄を研究して仕事したと主張し、専門用語を用いて他人を欺くような方々です。本人は軽い気持ちかもしれませんが、被害者は大勢いるのです。

用語解説 ・・・>2004年当時掲載の内容ほぼそのまま。

おすすめ参考書 ・・・>(2002年)超基礎から専門書まで。

おまけ:日記 ・・・>(2004年)暗いところもあるので大人向け。

2011年現在となっては旧すぎるかもしれないここから−−−>
研究内容の紹介 ・・・>(2001年当時のまま)未定義の専門用語は無視してください。
トラペその1 ・・・>(2001年)Weinbergの量子重力に関する論文の紹介。
(03/22/2003著作権に配慮して大幅に削除し原論文へリンク)
トラペその2 `Alternative to Higgs and Unification' (08/01/2002) ・・・>(基研研究会で発表したもの:英語)(10/06)少し訂正と追加 (09/08)
ウェブ上の論文一覧 ・・・>英語です。
Q&A (04/06/2003) ・・・>物理に関する素朴な疑問に答えていました。
論文検索法 ・・・> (11/05/2002) 物理学研究に役立つリンク。
<−−−ここまでの内容は、 本物の過去ログ を誰かが復活させて下さったようです。上の縦棒をクリックすることで、 時系列まで遡れます。

!(以下は2003〜2004年の重要な日記の抜粋。今は昔の話ですが、2011年6月現在、LHC実験はやっと結果が出始めたところ。
非研究職になら就職でき、人並みの生活に戻りつつあるので、ここまでの過激思想は持っておりませんが、被害妄想はまだあります。心から科学的に真実と思うことに忠実に、科学者として生きたいと願う精神の自由を奪おうとするアカデミックハラスメントの悔しさ、1日も忘れることはできませんでした)


(04/27/2004) 学生生活関連規程集および新しい学生懲戒処分制度に関するパブリックコメントに対する意見
(03/26/2004) 茶色の朝は怖いですが、「超対称の朝」はその20年も前から。 個人情報の保護に関する法律は、よく読むととても怖いですね。税金の使い道や学問の自由に関する批判(以下のようなもの。これは実際のメールのやりとりです。)が違法になりかねないようです。B先生はなぜか、専門外なのに(ご本人がおっしゃるには)この法律を制定する委員会のようなものに早期から出ていたそうです。じつはたとえばご自分の研究内容、学歴など、他人には知られたくない秘密があるのでしょうか?大学紛争当時の事情は知りませんが、実際に入学試験や基礎講義がなかった場合、どのような経緯で教授になられたのか、指導資格や能力に不安を感じます(はじめは化学を専門になさっていたそうです。大学教授に特に資格は要らないそうですが!?)。たとえば先生の履歴書、成績表は、情報公開の対象なのでしょうか?両法律は矛盾するようですが??私も「文春」の特別号買おうかな。

(05/04/2003)申し訳ありませんが(Q&Aは)一時休止させていただきます。結局、査読に通った論文がひとつもないため昨年度は(03/14/2004追記:今年度も、やっと掲載されたのに)博士号を取れませんでした。今年はTAもしていなくて、余裕がありません。このような場で意見を述べても、全く業績としては認められません。そればかりかある流行について批判的な書き方をしたのではますます就職が遠のくばかりでしょう。親にも「長いものには巻かれるしかない」と教わりました。大学受験では某大学の医学部にも受かりましたが昔から好きで向いていると思ったからこの道を選んだのに、いつになったら親孝行できるのか考えると実に悲しいです。知り得た情報はできるだけ小出しにし、あるいは嘘や誇張を交え、意味ありげな難しい表現をして興味をかきたてるのが、プロとして正しい姿なのかもしれません。万一それが税金を使って専門知識の隠れ蓑の向こうで行われているなら選択の自由のない強制的な詐欺に近いうえ、間違った知識を学ばされた人は貴重な多くの時間を無駄にしなければならないわけですが。ところで最近の学術雑誌は学外者には高価で入手困難なため(図書館でもとるのをやめたそうです)、一般の国民には税金を使って行われた業績の内容を知る権利すらなくなってきていると思います。気分の変動が激しいため今はこんな書き方になってしまってごめんなさい。
(06/13)  指導教官のB先生やD先生、F先生に相談したところ、「一度目のレフェリーレポートと違う論点を取りあげるのは査読のルール違反で、イントロダクションを一文ずつ取りあげていちいち問題にするのもおかしい。これはレフェリー側の問題だから、エディターのA先生に直接、レフェリーとなって調整するようお願いするべきだ。論文内容には問題ないので、そうすれば通るだろう」との3人一致したお考えでした。これに従って今日エディターのA先生に返事を書きました。でもA先生は同じ大学の助教授なので、B教授の主要業績と異なる(今回の短縮版はそれを全く含みませんが)結果の論文を通す勇気は無いのかもしれません。それでは、今年も研究員に採用される見込みはありません。未だに一編もレフェリーつき論文に掲載されず、今年も卒業できずにうやむやのうちに退学させられるのではないかと不安です。 ところで、個人情報保護法は施行後2年間罰則が無いようですが、 製造物責任法 はずいぶん前に施行されていますよね。「超対称粒子が見つかる」と予言し、これに関する科研費申請書や推薦書をお書きになって採択された先生方には、もし将来LHC実験で見つからなければ、弁償していただきたいものです(96年刊の教科書にも必然性の無い理論であることが説明されているにもかかわらず、現在までずっとこの研究をする人ばかりが有給の研究員などに採用され、反対する私は推薦書作成を拒否されたのです(*))。先生には学生の人生を将来にわたって左右する学歴や研究職就職のための推薦書作成の権限があります。当然、もし自分の理論が誤りだとわかればそれなりの責任もとっていただきたいものです。この問題についてD先生は、「研究ってそういうもんじゃないだろう。 宇宙論や現象論の人も含めて、99パーセントの論文は間違っている。 でも皆そうして続けている。大統一理論の提唱者(実名は控えます)だって。超対称理論を食わず嫌いにせず、勉強しなさい」などとおっしゃいました。
 未発見の粒子を大量に予言する新奇な理論にばかり予算がつき、実験とよく合う地味な理論に予算がつかない現状には、ガリレオ・ガリレイも仰天するでしょうね。大量の論文のうち、実証されていない理論は業績に含めず(弦理論や超対称性はこれに入りそうです)、誤りだとわかれば罰金を科し、それを100倍にして予想の当たった論文の著者に渡すのが筋だと思います。インフレーションのように「モデルが100個作れる理論」(G先生のお言葉です)やB先生が「みつかるまで実験を続けるんだ(高エネルギーに上限はありません!)。今まで研究してきた結果、強いCP問題の唯一の解決策だ」とおっしゃったアキシオンなどは、当分検証されたと言えないのでしょうね。
 あまり人のことを言っては自分が後悔することになりそうですが、私のプレプリントはまだ査読も経ていない未刊の段階で研究費を頂いているプロではないので、罰金はご容赦くださいね。前も書きましたが、(自然に思えるけれども)物理的事実か確信の持てない提案も含まれますし英語のささいな誤記は多いと思います。遡及処罰はもちろん無しです。実験の先生は「偉い人は何を研究しても良い」とおっしゃいましたが全く同感です。S.ワインバーグくらいなら何をやっても良いです。70歳過ぎても論文を書き続けていてくださっているので、頼もしくて希望が持てます。 (*)(02/10/2004追記: 戸塚洋二先生著「素粒子物理」(岩波講座現代の物理学10)225頁に「標準理論はくりこみ可能であるから、この2乗発散も単に摂動計算の限界と考えて・・・議論を進めればよいわけである。(しかし超対称性を仮定すれば2乗発散がなくなるため摂動計算ができる)」、226頁に「自然界は超対称性にあまり敬意を払っていないことになる」とあります。しかしB先生は6年以上前から「超対称性粒子がみつかると信じている」などと公文書で書いてきましたし、B先生に限らず素粒子論業界でこの理論は半必修なほどです(研究室のある学年では8割近くの修士論文の題名に「超」がついていました)。超対称性理論についての科研費などを資金源としている研究会も多くあります。)
(06/09)情報倫理ガイドライン というのが学内であります。常識的な事柄が述べてあるだけですが、名誉毀損などについても具体的な基準が全く書かれていないので困ります。「情報倫理ガイドラインに抵触するような行為があった場合には、情報倫理委員会のもとにつくられる情報倫理審査会が調査・審査し、処置の決定を行うことになっている」とのことです。「大学の自治」を言い訳にしてアカハラやセクハラもうやむやになりがちですが、国立大学も税金で運営されている以上、違法コピーの有料配布など明らかに法律違反の行為は当然警察の厄介になるべきことだと思います。先生には学生のメールを盗み見たりしたことがある方もいらっしゃるのではないかと思いますがこれは違反にならないのでしょうか? 解釈によって、特定の学問的立場の学生を先生方が権力に任せて退学させられるシステムでないことを祈ります。 また、このホームページには批判的な内容が多くありますのでどなたか明確な基準を教えていただきたいです(中学時代から研究者目指して勉強してきた人生がかかっていますから批判も本気です)。
 特に、私が4年生の時教室に入った途端「醜いですね。神様はどうしてこんなに醜い人をおつくりになったのでしょう?まあ男でも、醜い人はいますけど」と皆の前でおっしゃった先生が情報倫理委員をなさっているので、それだけで怖いです(院試でもこの先生の所属するコースは受ける勇気がありませんでした)。

「再びリジェクトされた論文」(06/07/2003)   四年前にA先生とB先生(指導教官)に提出しましたが三年間無視されつづけた単名論文は、その後一年前に長距離極限で2乗可積分性を取り入れた結果大幅な進展があり、「重力やスピンを無視すれば2乗可積分性からニュートリノの質量は0でなければならない」ことが示せました。しかし、B先生に内容を約4分の1に減らすようにいわれるままイントロダクションもB先生のお言葉どおりの文言に短く書き直し、お勧めどおりにA先生がエディターをなさっている雑誌に投稿したところ、2ヶ月もかかって結局リジェクトされました。そこでB先生と助手のEさんに相談して書き直し、手順どおりレフェリーに返事を書きましたが、おととい再びリジェクトされました。
 ホームページにも書きましたが、短距離極限のみの2乗可積分性を使わない議論では物理的意味はないと私も思います。でもこのように短縮したのはB先生のご指導に従ったためです。わざわざ掲載見込みのない形に書き直すよう学生に指導するのは、詐欺ではありませんか?
 私は一昨年度のLEPの研究会で、小柴先生が
「B君は昔から本当のことを言ったことがない」とおっしゃったのを、確かに聞きました。そして納得しました。
 私の論文では大質量の粒子など仮定しなくてもニュートリノの質量が小さいことが2乗可積分性という学部程度の基礎知識で導けます。私の昨年7月のプレプリントの10日後に出たワインバーグのプレプリントでも、
「エネルギー運動量テンソルの非球対称性部分を無視すれば、解析性からニュートリノの質量は0になる」とかかれています。どうしてわざわざ私の論文を物理的意味がないほど短くして投稿させるのですか?人を欺くのはこれで終わりにしてください。
 どうして私だけ、すべて優で取得していた1年分の単位を失い、「白痴」とまでいわれて泣き寝入りしなければならないのでしょう?今年も、 学振の書類に正直に学歴を書く
「文書改変すると申請資格がなくなるから書き直すように」言われました。
私は学部4年の時、固体物理学Iのレポートで超対称変換が離散的な変数変換に過ぎないことを導いたのに、全く物理的事実とは思えない超対称性の研究をした学生2人は飛び級した一方で、私は一生学歴上の差別を受けなければなりません。
 B先生は推薦書を書くことも拒否なさいました。このようなことが続けば、実名でホームページで告発するか裁判に訴えます。
 自殺した女子学生Cさんが3ヶ月くらい前から超対称性理論の勉強とアルバイトの両立で過労気味だったのも当時セミナーに出ていた全員が知っている事実ですし、D先生が「理由なんかどうでも良い。嫌になるまで計算するんだ」「死ぬまでつきあってあげるよ」等とおっしゃっていたのも私以外に聞いた人がいます。(なお、D先生の名誉のために付け加えるとこの女子学生は学部時代に別学科の学生との恋愛問題で自殺未遂したことがあり、その延長が主要な原因のようです。)論文発表の権利を奪うのも同じく学生の人権を踏みにじる行為です。これ以上被害者を出さないでください。(02/10/2004 追記:「本当のことを言ったことがない」は、もちろん比喩的表現で、後に事実だと立証された予言をした論文の割合がすくない、あるいは可能な実験技術の範囲を超えているのでそもそも実験で確かめようがない高エネルギー領域でのあまり必然性のない予言が多い、というような意味だと思います。人格についてではありません。また、この論文(1/4)だけは結局出版できたので、この一時的な日記で過激な表現をした部分「詐欺ではないか」などについて今の感情は異なります。ただ、現在博士論文が通らないという同様に深刻な事態になっていますがこの論文の主要部分は1年半前指導教官にお読み頂き博士論文にすることを伝え何度も助言を乞ったものですから、博士論文作成に対し適切な助言をするという指導教官の職務に関する事柄です。)


(05/22)(02/09 改訂)  約半年前、6月にキエフで行われる国際会議への招待状を個人名義で受け取りました。数理物理関係で、私の専門と近い貴重な会議です。東大には渡航費の一部を補助してくださる制度がありますが、通らなかったため出席することができません。一方でこの研究室には幸い有給の研究員に採用され税金を使って海外留学している学生も多いですが、この理由でよけい業績に差が出るのは不公平な気がします。
 また、今は理化学研究所特別研究員(1年毎契約ですが年収約600万円で3年まで更新可)への応募時期でもあります。指導教官には、推薦書作成を拒否されました。他数人に頼まれていて、本当に推薦できる人しかしない、とのことです。なおこちらの唯一の素粒子論研究室は弦理論が主です。10年前は本郷にあった同じ先生の研究室です。昨年は、私の指導教官の研究室出身で修士在学中に弦理論に指導教官変更した1(+1)年先輩と、私の指導教官の研究室で超対称性を研究していた学振ポスドク特別研究員の人が通りました。また私の指導教官の他の学生は、博士課程に進学した元同級生2人と現同級生2人の全員、学振DC特別研究員に採用されました。そのほとんどは超対称性理論の研究をしていますが、ニュートリノ振動の研究をしたのは2人くらいです。院試の時から現在の指導教官は第1志望ではありませんでしたが、弦理論を主に研究したかったわけでもありません。他の先生方には断られたため私は変更できませんでした。指導教官の学生には、先生と同じニュートリノ振動の研究で若くして助教授になった人もいます。でもこの理論(大小両極端の質量のニュートリノ両方の存在を予言する)に私は不賛成です。当初から興味分野が違ったため、指導教官と共同研究したことはありません。昨年は推薦書を学生に見せてくださる方針でしたが、学振応募用の推薦書を同じ時期なので(指導教官は CERN滞在中だったためもあり)そのまま無断で理化学研究所用に転用したところ、「私の許可を得ていない」と怒られました。その後理研からは「推薦書のファックスが届かない」と催促がありましたが、結局送ってくださったのかどうか知りません。不採用だったのは確かです。研究では対立するところばかりですが、ひとつだけ名誉のために付け加えます。ワインバーグの教科書や論文を紹介してくださったこと、標準理論を信頼なさっていることについては、指導教官に感謝しております(これを書かないと、嘘になります)。
 先週末の都立大の研究会では雨上がりの新緑を楽しめた上、偶然「生協祭り」をやっていておいしい水餃子の出前をご馳走になったり、和服姿の女子学生を見かけたりと、予想外に楽しいこともあるのですけれどね。さて、今日は宇宙線研究所へ最新の実験結果の紹介を聞きにいきます。ニュートリノ質量に、宇宙物理学の立場からこれまでで最も厳しい上限が課せられたとか。どんな質問にも答えてくださるそうなので、楽しみです…。宇宙線研は初めてで、わくわくします。(国立がんセンターの近くです。自分には経験がないため、重病人の方やご家族に遭遇したらどうすれば良いか少し怖いです。)
(04/15)談話会のご報告 Veltman 先生は、70歳過ぎにもかかわらず茶目っ気たっぷりの話し方をされ、満席の会場には時折笑い声があふれました。もしかするとテレビのバラエティー番組に出られるのでは?小柴先生も最前列で聞いていらっしゃいました。
 内容は偶然にも量子重力でした。大変率直な方で、よく知られた未解決の謎「一般相対論では曲がった時空が予言されるが観測された限り宇宙は大域的に平坦である(宇宙の平坦性問題)」「素粒子における strong CP 問題(大域的境界条件に関係)」「Higgs 粒子の質量には理論から決まる上限があるにもかかわらずまだ見つかっていない(編注:その上限エネルギーにはまだ実験的に到達していません)」からはじめて「重力は遠距離で本当に逆2乗則に従うか?渦巻き銀河の腕の巻き方はどうして決まるか(宇宙物理における winding problem)」という珍説?を披露し「一般相対論と量子論は両立しない、古典論と量子論では情報量が倍違う」、特に最後には個人的意見として「ブラックホールがあるとすると、ユニタリー性、因果律など基本的要請のどれかが破れる」とはっきりおっしゃいました。私も同意見なので、かなり楽しませていただきましたが、ブラックホールの研究って現在の科研費にもあったような・・・。こんなこと言っちゃって、大丈夫なのでしょうか?いずれにせよ私は、真実を愛します( 教育基本法、気安く変えないで!※)。質問タイムには、誰かが手を挙げる前に、自ら内気そうな学生にマイクを向ける積極性。結構太り気味なので成人病が心配になりますが、私も元気をいただくことができました。弟子の 't Hooft 先生は意外と気弱そうだったので、お似合いのコンビだと思いました。
 こういう大物の講演時には、もっと遅い時刻に大きな部屋で行えば、仕事・学校帰りの方々も寄って行けて良いのに、と思います。潜在的に聞いてみたい方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか?たとえば事務の方々も実は聞いてみたいけれど5時まで席をはずせなかったりして。講義のない昼休みには事務が閉まっているというのも不思議な話で、もっと融通が利けばよいのに、と思います。
(※現在の国立大学には問題も多い(不透明なところが多く学問の自由など元々ない?)と思うので、 法人化には今のところノーコメント。)

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