<震災や原発事故を事前に注意喚起できた者による、素粒子の話!>
(LastUpdated 2013/7/15)
(c) 西川美幸(Miyuki Nishikawa, Ph.D.(University of Tokyo, 2004)、前・日本物理学会代議員)
皆様が選挙の際などに判断を間違えないように真実を述べます。
1.現状の加速器計画について
このような研究で詐欺学者が科研費を獲得すると、科学者として生きる道を
奪われた私の税金が、さらに国民を騙すために使われるでしょう。
最近のニュースによると、日本で新型線形加速器の計画が
https://aaa-sentan.org/ILC/topics/media/2013/p1418/ や
http://ilc.tankonews.jp/modules/d3blog/details.php?bid=29
の通り、進められています。
実は私の学位論文審査委員の一人、駒宮幸男教授は2004年当時から、このJLC(今はILC)計画の
推進委員長でした。
要旨で起源を明記していた遠心力
が地震の主要原因でしたから、問答無用で大幅削除させた
審査委員達は、震災被害を増やすほうに加担しました。複数の専門家が自分達の意思で
私の学問的主張を否定して、科学者として生きる職業選択の自由を奪った結果の責任は
極めて重く、国会で追及するのが相応しい、忘れてはいけない問題だと思います。
誤った理論に権威ある教授達がお墨付きを与えたことは、多くの国民の生命を奪う結果となったのです。
原発事故に便乗して不安を煽ったり、売名行為をした学者達に惑わされないで下さい。
国立大学法人やKEK等に所属している彼らは多額の税金を使っているので、事故の際などに国民に
放射能測定法を教えること程度は善意のボランティアでも何でもなく、当然の義務です。
超対称性研究を口実にして稼いで来た詐欺学者達
の科研費は、反対する私の学問の自由を不当に犠牲にして得たものです。
地震予知の努力すら怠った素粒子の教授には図々しくも、被災者でもないくせに、ボランティアと称して、
他人の不幸に便乗して寄付金を募る人までいます。
彼らは間接的に、私の妹の命まで奪いました。
専門家なのに詐欺の批判をしなかったなら、暗黙のうちに加担したのと同じことです。
素粒子研究の世界は狭くて、私と直接面識がある教授達も20人はいますが、
皆、震災前
「なゐふる」ML
には加入していませんでした(素粒子が専門のメンバは私だけのようです)。
阪神大震災当時から物理学者であった年齢にも関わらず、その後の震災を予期して地震予知に協力しようとする
先見の明も、科学的能力も、思いやりも無かったのです。彼らに決して賞など与えないで下さい。
代わりに 私をこそ、定年65歳以上の公務員
(権力に妨害されず、理論物理の専門を活かして、自由に分野の壁を越えた共同研究や、寿命を半年延ばせるくらい夢のある研究などをできる、経済的に独立した)科学研究職に採用して頂きたい。
既に3億円の価値ある地震予知をした
のですから、その権利があります。
逆に私の公益通報を軽視・妨害した傲慢な人たちは、偉そうに見えてもマイナスの価値の仕事をしたのです。
さて、私は素粒子の標準理論が専門でした。個人的意見を申し上げれば、実は
新しい素粒子は見つからない可能性が高いです。
以下、順を追って説明します。
2.素粒子研究の歴史
歴史は話せば長くなります。もちろん
湯川秀樹博士や朝永振一郎博士、小柴昌俊先生
に遡ります。私が高校生の頃は「トップクォーク最前線」
という本がありました。
日経サイエンスにも、実験的に見つかってはいないものの、重力波検出器や2重ベータ崩壊の話が載っていて、
医学や(カオス/フラクタル/カタストロフィー)理論等と同様に興味を持ちました。
私が大学に入学して間もなく、「最後の重いクォーク」トップが見つかりました。
その数年後、米国で途中まで建設されていた巨大円形加速器「SSC」計画は、米国議会で Prof. S. Weinberg も
参考意見を述べた議論の結果、高額すぎて中断されました。代わりにCERNに元々あった加速器の
バージョンアップにより、国際共同実験としてLHC計画が進められることになったのです。
しかし建設には何年もかかります。この間、クォークやレプトンの世代が3世代までしかないことも、
大学院生の頃LEP実験で確かめられました。
LHCが完成して実験を開始したのは、計画から1年遅れの2008年頃で、近年ようやく実験結果が出始めたようです。
3.標準理論の特徴
これは18個のパラメータから、現在までの実験結果を精度良く説明できます。
1.繰り込み可能である。故に、ファインマン・ダイアグラムによる摂動計算ができる。
2.このために素粒子の電荷に制限がかかり、半端にフェルミオンを増やす訳にはいかない。
3.クォークはそもそも単独で観測されたことが無く、各種の中間子やハドロン(複合粒子)
から質量を推定しているに過ぎない。核子に含まれるボソンである中間子の数には距離依存性があり、一定していない。
4.重い粒子ほど、低エネルギーでの実験に対する影響は少ないが、勝手に複雑な相互作用項や素粒子を加えると、
その影響で計算結果が実験とずれてしまう。
5.このことから「第5の力」の存在は、実験で否定された。
6.故に、標準理論に記述されている素粒子が全て見つかった後、それより少しエネルギーが高い程度の領域には新たな素粒子が無いことも予測されている。
7.標準理論でヒッグスは、補助場と呼ばれる程で、数式変換の途中に現れる
(物理学科卒業程度の予備知識を持つ場合は、藤川和男先生の教科書
「ゲージ場の理論」を参照)。φ4 理論では解が定数となってしまう。
複合粒子であった場合、そもそも素粒子ではない。
注目する素粒子反応より重い系をポテンシャルとして扱えるのは有効場の理論の特長です。
8.(私個人の予想として)
2001年、
"Effective Lagrangians for the Standard Model" 書評
でも、超対称性理論は信頼できないと述べました。
超対称性粒子ではなく、既知の素粒子から構成される不安定な複合粒子であれば、新しい加速器で見つかるかもしれません。まあ、超重元素のようなもので、当然かしら。Zボソンを「極小ブラックホール」
と呼ぶことには科学者としての誠意を疑いますが、天体を「粒子」と呼ぶかは知りません。
9.柳田勉教授は(殆ど誰にも相談せずに書き、2004年当時既に月の潮汐力に言及していた)
私の博士論文元原稿
を読んで、「月はスカラーだよ」と主張していましたが、これも極めて不誠実な回答だと思います。
なお、標準理論に出てくるヒッグスは、スカラー場なので、同じボソンでも単一の光子やWボソン、Zボソン、
中間子などとは、空間反転やローレンツ変換をしたときの振る舞いが異なることにより、区別できます。
すみませんこれ以上は、完全無給で義務も無く、家族の命が大事なので、気が向いたら更新します。
なお「2ちゃんねる」の
μ理論スレッド
は私の論文やアカハラについて専用に話題にして下さっているようです。これには感謝して回答して参りましたが、
2012年10月頃から投稿ブロックされています。観測問題の基礎事項について理解していないらしい方々に、
あらためて丁寧に説明しようとしたところ、「同じことを言うな」と返されて、以来、投稿ブロックされたのです。
私が「議論から逃げた卑怯者」であるかのように言いふらすのは、誤解あるいは故意の名誉毀損行為です。
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